使い始める
ここからは翻訳の開始から訳文の生成までを流れで説明します。細かな機能については後述の各章を参照してください。
インストールとフォルダの準備
まずは上記の通り VS Code と Java をインストールします。画面の指示に従って進んでいけばインストールできると思います。 次に Okapi Framework をダウンロードして展開しておきます。 その後、翻訳プロジェクトのファイルを置きたいフォルダをつくります。案件ごとに新しいフォルダにしてもいいですが、最初は同じフォルダを使い回すのがおすすめです。これは、SheepWeave では同じフォルダ内にある Okapi を使用しているためです。 別案件のデータを混ぜたくない場合は、「Okapi のパスを変更する」を参照してください。 フォルダをつくったら、先ほど展開した okapi のフォルダをコピーしていれておきます。 下記のようなフォルダ構成になっていれば OK です。
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拡張機能のインストール
最後は拡張機能のインストールです。 拡張機能とは、VS Code に様々な機能を追加するもので、SheepWeave も拡張機能のひとつとして開発しています。 拡張機能をインストールするにはまず、VS Code を開きます。 続いて一番左のサイドバーの下にある、拡張機能のボタンをクリックします。 その後、上部検索バーの横にある ... から、[VSIX からインストール]をクリックしてください。するとファイルブラウザが開きますので、ダウンロードしておいた SheepWeave.vsix を選択します。これで拡張機能がインストールできます。 以上で SheepWeave を使う準備は完了です。
起動
翻訳用のフォルダと okapi の準備ができたら、いよいよ翻訳を始められます。まずは VS Code を起動しましょう。 VS Code はデフォルトでは英語ですが、日本語にも変更できます。 [ファイル]>[フォルダを開く]と進み、先ほど作成したフォルダを選択して開きます。 続いて Ctrl + Shift + P を押して、コマンドパレットと呼ばれるものを呼び出します。 ここに SheepWeave と入力し、Open Panel を選択してください。すると SheepWeave のパネルが開かれます。 今後は基本的に、このパネルとエディタを見ながら作業することになります。
ファイルの配置
パネルが開かれると Flow のタブが開かれています。ここでボタンを順次押していくことで準備ができます。
初期化
初期化ボタンを押すと、Archive、Data、Working フォルダが作成されます。すでに Working フォルダにファイルが存在している場合、中身が Archive に移動されます。また、Data には TM と TB の 2 つのサブフォルダも作成されます。
各フォルダの意味
- Archive:翻訳済みのプロジェクトが配置されるフォルダです。アーカイブした日付とプロジェクト名で整理されますので、後から探しやすくなっています。ここのフォルダ名は自由に変更できます。
- Data:翻訳したいファイルを配置する場所です。対象ファイルは Data 直下に配置してください。また、翻訳メモリがある場合は TM に、用語集がある場合は TB にそれぞれ配置することで、プロジェクト作成時に参照されるようになります。
- Working:翻訳中のファイルが配置される場所です。後述の[準備]を行うことで、さらに詳細なサブフォルダが作成されます。 すでに上記のフォルダ構成があり、Working にファイルがない場合は、このステップを省略できます。
開く
開くボタンを押すと、エクスプローラーで翻訳用のフォルダが開かれますので、翻訳したいファイルをコピーして配置してください。翻訳対象のファイルとしては、Office 系のファイル(docx/xlsx/pptx)や HTML、各種 xliff(xlf/xliff/sdxliff/mxliff/mqxliff)を置くことができます。
準備
続いてプロジェクトの準備をします。 プロジェクト名と原文・訳文言語の入力欄がありますので、それぞれ入力してください。原文・訳文の言語は現在、英語(en-US)、日本語(ja-JP)、中国語(zh-CN)から選択できます。 入力が完了したら[実行]を押します。すると、Working のフォルダに必要なフォルダが生成されつつ、Data フォルダの中身が振り分けられ、XLIFF ファイルが生成されます。 他の言語を使用したい場合は、[拡張機能の設定]から追加できます。
作業用ファイル生成
作業用ファイル生成の実行を押すと、xliff ファイルと json ファイルが 03 のフォルダに生成されます。 さらに続いて、04 のフォルダに Source.shwvs と Targert.shwvt という 2 つのファイルができます。 このファイルがそれぞれ原文確認と翻訳に使うファイルとなります。
翻訳
エディタ画面で Targert.shwvt を開き、1 行ずつ翻訳していきます。1 行の翻訳が完了したら、Ctrl Enter で確定してください。確定された行は緑になります。 shwvt ファイルでは改行の追加や削除、行数の変わる貼り付けはできなくなっていますので注意してください
完了
翻訳が最後まで完了したら、Flow タブに戻り、完了を押します。これにより 05 のフォルダに完了後の xliff ファイルが生成されます。元原稿として xliff を使っていた場合は、ここで完了です。
組戻し
xliff 以外を元原稿にしていた場合は、さらに組戻しを行います。ボタンを押すと、05 の xliff と 02 の元原稿から翻訳が埋め込まれたファイルが生成されます。
アーカイブ
翻訳が最後まで完了したら、アーカイブを実行します。これにより、Archive フォルダに各種作業用ファイルが移動されます。 また Data にファイルを入れることで、次の翻訳に移ることができます。
以上が主な翻訳の流れです。