はじめに
SheepBobbin は AI を用いた翻訳処理ツールです。 翻訳のチェックを主な目的としていますが、翻訳後の文章の作成・修正も可能です。 基本的には、Web アプリであるSheepCombWebと連携して使うことになります。 ブラウザ上で対訳ファイル(xliff/xlsx など)を AI 向けのファイル形式である JSONL に変換しつつ、AI が無理なく理解できるトークンサイズに小分け(チャンク化)することで、そのまま投入するよりも高精度な処理が可能となっています。 また、翻訳メモリ(Translation Memory:TM)や用語集(Glossary、Termbase/TB)も JSON ファイルに情報として保持できるため、コンテクストを活用した翻訳やチェックもやりやすくなっています。
インストール
- こちらにアクセスして exe ファイルをダウンロードします(最新は Ver 1.0.1)
- ダブルクリックしてインストール&起動します
- 初回起動時はネットワークへのアクセス許可を求められるので、許可 してください
使い方
SheepBobbin を開くと、設定画面になっています。 最初に Active Provider のドロップダウンリストから、使いたいプロバイダーを選択します。
プロバイダーとモデルの設定
ローカル LLM の使用
Ollama と LM Studio は、同じデバイス上でアプリケーションが起動していて、なおかつサーバー機能が使える状態になっている必要があります。
TIP
詳細についてはこちらを参照してください。
選択した時点で接続が確立されれば、インストールされているモデルが一覧表示されますので、ここから使いたいモデルを選択してください。
Google AI Studio / ChatGPT/ DeepSearch の使用
これらのサービスを使用するには、ユーザー自身が各サービスへのアクセス権限を持っており、なおかつ API キーを取得している必要があります。 プロバイダーの選択後に API キーを入力します。 その API キーが有効であれば、モデルが一覧表示されますので、ここから使いたいモデルを選択してください。
なお、AI での処理に送信したデータの取り扱い(学習などに利用されるかなど)については、各サービスのプライバシーポリシーをよくお読みください。 無料・有料によって取り扱いが異なることも多いです。 複数の API キーを持っている場合は、取り違えのないようご注意ください。
TIP
API キーの取得方法についてはこちらを参照してください。
Vertex(Sheep / User Account)の使用
上記のサービスよりも、さらに高度な処理が必要な場合は、Vertex AI を利用することが考えられます。 これには Google Cloud Platform(GCP)のアカウントや、Vertex AI が有効化されたプロジェクト、クレジットカードの登録などが必要です。
もしこれらの処理が難しい場合は、当社のアカウント をご利用いただくことを予定しています。 こちらのユーザー登録および費用については、現在検討中のため、今しばらくお待ちください。
SheepCombWeb でのデータ準備と AI 依頼
SheepCombWebにアクセスし、抽出(旧名:パース) ページから処理を開始します。 ブラウザ上で「抽出 > フィルタ > 構造化 > 解析 > 管理」の順でデータを加工・準備し、最後に API ページに進んで AI(LLM)への処理リクエストを行います。
TIP
SheepCombWeb の具体的な操作手順や、各機能の詳細については、こちらを参照してください。